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IFCS-2017 特設サイト

IFCS(国際分類学会連合)の国際大会 IFCS-2017 を2017年8月7日-10日 に東京(東海大学高輪キャンパス)で開催します. このページでは, IFCS をご存知のない方向けに, IFCS-2017のQ&A形式でのご案内をさせていただきます.

なお, 本ページは日本分類学会ではなく IFCS-2017事務局が担当しています. お問い合わせは IFCS-2017事務局 ifcs2017sec_at_bunrui.jp までお願いします. (「_at_」をアットマークに直してください.)

IFCS-2017開催概要

IFCSとは何でしょうか?

IFCSとは, 日本分類学会も参加している国際分類学会連合 International Federation of Classification Societies のことです. 現在17団体が所属しており, 日本はIFCS設立時(6団体)からのメンバーです.

現在のIFCS会長は, 日本分類学会元会長の岡太彬訓氏です.

IFCSでは1987年からほぼ2年おきに国際大会を開催しており, 今回が15回目の大会です. 日本では1996年神戸大会に続いての2回目の開催です. 過去の大会について詳しくは本サイト内の「IFCS(国際分類学会連合)」をご覧ください.

IFCSの国際大会についてもう少し教えてください.

前回大会の2015年はイタリアのボローニャ大学で開催され, IFCS創立30周年を記念するイベントも催されました.

各大会ともに20〜30カ国から200〜300名程度の参加者があります. 前回大会では200件の contributed の講演がありました.

IFCSの国際大会ではどのような内容の講演があるのでしょうか?

分類やデータ分析に関わる, 非常に幅広い講演がなされます. 例えば, 前回大会のセッションタイトルには以下のようなものがありました(一例, 順不同).

  • Mixture Models: Recent Developments and Applications for Unsupervised and Supervised Classification
  • Non gaussian mixture models and model selection
  • Multi-Dimensional Scaling for Sparse Association Matrices
  • Bayesian Clustering
  • Classification Models for Forecasting of Economic Processes
  • Regression Models
  • Missing Data
  • Functional Data
  • Symbolic Data
  • Network Analysis
  • Data science in Biomedical Research
  • Questionnaire based surveys
  • Methods for the analysis of large data sets

また, 前回大会の plenary invited session では, Lasso などのスパースモデリングで著名な Trevor Hastie 氏, バイオインフォマティクスなどの分野で著名な Terry Speed 氏などの講演がありました. IFCS-2017 においても, 著名な研究者による plenary invited session などを開催予定です.

IFCS-2017のその他の魅力を教えてください.

大会後に, post-conference の査読付き論文集が Springer から出版予定です. つまり, 講演者の方々には論文投稿のチャンスがあります.

また, 若手のかたには Chikio Hayashi Award, 学生のかたには Paper や Poster のコンペティションが予定されています.

IFCS-2017 の開催には,多くの企業様や自治体等からの協賛, 様々な学会からの後援, そして研究者の皆様のご参加とご講演など,多くの方々のご支援とご協力が不可欠です. 皆様のご協力をどうぞ宜しくお願い致します.